宮古島海びらき2009

あんちーかんちー編集室

2009年04月07日 09:00


南国・宮古島の4月は、早くも夏を告げる季節の到来です。東洋一と呼ばれる白い砂浜が広がる宮古島随一のビーチ、与那覇前浜で2009年の海びらきが宣言されました。海とビーチを使ったさまざまなイベントもにぎやかに開催され、一気に宮古島は夏仕様にモデルチェンジしました。そんな宮古島の海びらきの模様をレポート!


天気予報では前日までの愚図ついた空模様を引きずった、曇りのち雨というあまりかんばしくない予報が出されていましたが、午前10時の気象台の気温は24.3℃(13時には26.3℃の最高気温をマークします)まで上昇。雲ひとつない青空とまではいきませんでしたが、激しく強い真夏の太陽が照りつける好天に恵まれた、絶好の海びらき日和となりました。

煌く白い砂浜、輝く青い海という、間違いなく夏の開幕を実感させる空の下、鮮やかな花文字をあしらった特設舞台から、三人のミス宮古によって今年の宮古島の海びらきが宣言されました。
琉球國祭り太鼓・宮古支部によるエイサーの演舞がイベントを彩り、今や島を飛び出して全国でも活躍するハーベスターのミニライブが会場を盛り上げてくれます。
安全に海を楽しむための水難事故救急法が、宮古島市消防本部から実演指導されると、皆、真剣に聞き入っていました。続いて全員で準備体操を済ませると、いよいよお待ちかねの初泳ぎです。
カウントダウンとともに、歓声をあげて、勢いよく海へと飛び込んでゆきました。
飛び散る水しぶき。はしゃぐ笑顔。我が子の姿を激写する親。その絵を撮るマスコミ。すべてが波打ち際で交錯してそれはもう大騒ぎです。
初泳ぎを済ませた子供たちは、早速、初泳ぎ証とお菓子をもらって大喜び。まだ少し海は冷たいようですが、そこには楽しげな表情がいっぱいあふれていました。
ビーチでは趣向を凝らしたイベントが始まっていました。
防水シートで作ったプールに泳がせたウナギと車えびのつかみ取り大会や、砂に埋められた宝物(商品があたるカード)を掘り当てるトレジャーハンティングに夢中です。
漂流物を使ってアートな作品を作って楽しむ漂流物アートコーナー。のんびりと海に浮かんで自然を感じるシーカヤック。スリルとスピードが大人気のジェットスキー。白い砂浜を宮古馬に乗ってのどかに闊歩する乗馬。さまざまな楽しい体験イベントが催されて、とてもにぎわいを見せていました。
単純に島サバ(ゴムぞうり)を蹴り飛ばす島ぞうり飛ばし大会は、珍プレーが笑いを誘ったり、思わぬ大記録が生まれるなど、会場の注目を集めていました。また、宮古島OXクイズやビーチクリーンアップにも、たくさんの人たちが参加して海びらきを楽しみ、夏の到来を満喫していました。

こうして今年も宮古島に海のシーズンが開幕。どこまでも続く白い砂浜。まばゆく光るミヤコブルーの海。誰もがきっと飛び込みたくなる衝動に駆られるのではないでしょうか。
この素晴らしい海をいつまでも楽しめる宮古島であって欲しいと願って、「第31回 サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう 宮古島の海びらき」が宣言されました。
「あんちーかんちー」推奨、てぃーだBlog公式コンテンツ。島のビーチを“ほぼ”コンプリートした「ビーチマニアックス@宮古島」で、アナタだけのお気に入りのビーチを見つけて、今年のサマーバケーションは宮古島の海を堪能してみませんか?
宮古島の夏はもう始まっています。

「ビーチマニアックス@宮古島」
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(文+写真+編集:モリヤダイスケ)
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