2009年01月30日
クイチャーおと~り 第二便

敬虔な祈りの中から生まれ、古くから生活にも密着した、宮古島伝統の民族芸能「クイチャー」への思いや、クイチャーを通して映る島の文化や風景などを、宮古島特有の泡盛の飲み方「おとーり」を模して、リレー形式のエッセイでお届けする「クイチャーおと~り」。
第二便はクイチャーフェスティバル実行委員会会計の山村日出男さんです。
※ ※ ※
私がクイチャーと出合ったのは今から15年ほど前、私たち家族が大分から妻の実家である西原の家に越してきてからになります。宮古まつりのパレードにおばぁが出るということになり、家族でコースになっている沿道に立って応援したときが最初でした。

【画像は、第二回クイチャーフェスティバル2003の様子】
初めてクイチャーを見たときの感想は、宮古にも盆踊りがあるんだ程度のことだったと記憶しています。
それから集落の中で生活をしていくうちに、老人クラブの運動会などで踊られていることは判ったのですが、外から来た人間にとってその程度の関心でしかありませんでした。
それが、下地暁さんとの出会いがあって『クイチャーフェスティバル』の立ち上げにさそわれましたが、初のうちは月1~2回の会議に出席しているだけでした。

雲をつかむ様な話だった『フェスティバル開催』も、集まったメンバーの情熱により具体的に話が進み、『人頭税廃止100年』目である、2002年11月2日に、旧平良市総合体育館にて『第一回クイチャーフェスティバル2002』を、『伝統』 『創作』の出演者1300名と、ボランティア50名が思いをひとつにして大成功でした。そして回を重ねて五回大会には、『島おこし奨励賞』 『ふるさとイベント大賞』などの賞をいただくことができました。
第2回からは、会場を野外であるカママ嶺公園に移して開催するようになりました。体育館では、観客が入りきれないためでした。

回を重ねるごとに新たなる発見と感動を、この『クイチャーフェスティバル』に関わっていくことによりもらっています。先人の人々がいろいろな思いを胸に、歌い踊ったであろうクイチャーをこれからも、つないで行くために実行委員をはじめとして、『伝統』 『創作』に出演する限られた人たちによる『フェスティバル』であってはならないと思います。
まずは、第十回に向けた取り組みとして、若い力、行動力を組織に取り入れることにより、底辺の拡充と活性化が図れるのではないかと考えます。宮古島にはクイチャーがあるということを、皆さんに知っていただいて気軽に参加してもらいたいと思います。
特に宮古島出身の若い人たち、宮古島をこよなく愛する人たちが周りの人たちに声をかけてもらい、物心両面の支援をお願いして私からの挨拶とします。
宮古まつり
2004年まで行われていた平良市内の夏祭り。祭りの目玉として大規模なパレードが行われていました。現在は商店街を中心とした縁日が、宮古島夏祭りと題して継承されています。また、この夏のお祭りの時に、ミス宮古が決定・お披露目されます。

◆クイチャーフェスティバル
HP http://quicha.sakura.ne.jp/
Blog http://quichafestival.ti-da.net/
#2009年の第八回は、11月1日に開催予定(毎年11月の第一日曜日)
#HPでは2008年第七回の模様を収めた、アーカイブスの公開中(過去大会も収録)。
【メモ】
2006年(平成18年)12月:離島フェア実行委員会より「島おこし奨励賞」を受賞。
2007年(平成19年) 3月:(財)地域活性化センターより「ふるさとイベント大賞奨励賞」を受賞。
お詫び
第一便(12/19)の文末で本回は、事務局長の粟國和伸さんに執筆していただくと、予告をしておりましたが、諸事情により粟國さんの執筆が難しくなり、急遽、実行委員会会計の山村日出男さんに代打で執筆をしていただきました。それに伴って定期掲載の第三金曜日から、本日にずれ込んでしまったことをお詫びい申し上げます。
尚、事務局長の粟國和伸さんには、月を改めてお願いしたいと考えていおりますのでご了承下さい。
(制作+画像提供:クイチャーフェスティバル実行委員会 企画編集:モリヤダイスケ)
それから集落の中で生活をしていくうちに、老人クラブの運動会などで踊られていることは判ったのですが、外から来た人間にとってその程度の関心でしかありませんでした。
それが、下地暁さんとの出会いがあって『クイチャーフェスティバル』の立ち上げにさそわれましたが、初のうちは月1~2回の会議に出席しているだけでした。

雲をつかむ様な話だった『フェスティバル開催』も、集まったメンバーの情熱により具体的に話が進み、『人頭税廃止100年』目である、2002年11月2日に、旧平良市総合体育館にて『第一回クイチャーフェスティバル2002』を、『伝統』 『創作』の出演者1300名と、ボランティア50名が思いをひとつにして大成功でした。そして回を重ねて五回大会には、『島おこし奨励賞』 『ふるさとイベント大賞』などの賞をいただくことができました。
第2回からは、会場を野外であるカママ嶺公園に移して開催するようになりました。体育館では、観客が入りきれないためでした。

回を重ねるごとに新たなる発見と感動を、この『クイチャーフェスティバル』に関わっていくことによりもらっています。先人の人々がいろいろな思いを胸に、歌い踊ったであろうクイチャーをこれからも、つないで行くために実行委員をはじめとして、『伝統』 『創作』に出演する限られた人たちによる『フェスティバル』であってはならないと思います。
まずは、第十回に向けた取り組みとして、若い力、行動力を組織に取り入れることにより、底辺の拡充と活性化が図れるのではないかと考えます。宮古島にはクイチャーがあるということを、皆さんに知っていただいて気軽に参加してもらいたいと思います。
特に宮古島出身の若い人たち、宮古島をこよなく愛する人たちが周りの人たちに声をかけてもらい、物心両面の支援をお願いして私からの挨拶とします。
実行委員会会計 山村日出男
宮古まつり
2004年まで行われていた平良市内の夏祭り。祭りの目玉として大規模なパレードが行われていました。現在は商店街を中心とした縁日が、宮古島夏祭りと題して継承されています。また、この夏のお祭りの時に、ミス宮古が決定・お披露目されます。

◆クイチャーフェスティバル
HP http://quicha.sakura.ne.jp/
Blog http://quichafestival.ti-da.net/
#2009年の第八回は、11月1日に開催予定(毎年11月の第一日曜日)
#HPでは2008年第七回の模様を収めた、アーカイブスの公開中(過去大会も収録)。
【メモ】
2006年(平成18年)12月:離島フェア実行委員会より「島おこし奨励賞」を受賞。
2007年(平成19年) 3月:(財)地域活性化センターより「ふるさとイベント大賞奨励賞」を受賞。
お詫び
第一便(12/19)の文末で本回は、事務局長の粟國和伸さんに執筆していただくと、予告をしておりましたが、諸事情により粟國さんの執筆が難しくなり、急遽、実行委員会会計の山村日出男さんに代打で執筆をしていただきました。それに伴って定期掲載の第三金曜日から、本日にずれ込んでしまったことをお詫びい申し上げます。
尚、事務局長の粟國和伸さんには、月を改めてお願いしたいと考えていおりますのでご了承下さい。
(制作+画像提供:クイチャーフェスティバル実行委員会 企画編集:モリヤダイスケ)
Posted by あんちーかんちー編集室 at 09:00│Comments(0)
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