2010年05月14日
続・石庭力場-STONE GARDEN OF MIYAKO 2-
今回お届けする「あんちーな特集」は、先日掲載した「イメージアーティスト“kana.”とゆくパワースポットの旅」のなんと続編です(前話:石庭力場)。実は初めて宮古島にやって来たkana.さんを歓迎する宴を催した際、「新城さんの石庭」とは別の石庭があるという情報がもたらされたのでした。まさに宮古島でパワースポット巡りをしたいとやって来た、kana.さんの導きの強さのタマモノに他なりません。それではもうひとつの石庭への“旅”、「続・石庭力場-STONE GARDEN OF MIYAKO 2-」の緊急掲載です。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
寄せられた「もうひとつの石庭」があるという情報は、kana.さんの来宮を歓迎する宴の席で、そこを訪れたことがある同席していた友人からのひと言でした。しかも、その石庭の名前や場所はわずかな手かがりを除いて、漠然とした情報しかありませんでしたが、kana.さんのリクエストもあったので、ともかく「もうひとつの石庭」を目指して島の北へと車を走らせることに・・・。
O集落の裏手、小さな丘脈の上に見える、ある手がかりを目標に、畑の中へと分け入って行くと、どことなく普通じゃない怪しい入口を発見して慌てて車を停めると、どこからともなく軽トラが出現して、独特の風貌をした男性がその入口の前に姿を現しました。
ちょっとどきまぎしながら、「石のお庭があると聞いたのですが・・・」っと尋ねると、ややぶっきらぼうに「ああ」っとひと言。ひるまずに「見せていただけませんでしょうか?」とお願いしてみるたら、「どうぞ」っとあっさり快諾の言葉をいただき、その怪しい入口から森の中へと誘ってくれました。
少ない情報から捜索と潜入には高いハードルがあるのではないかと考えていましたが、思いのほか簡単に「もうひとつの石庭」へたどり着くことがかなってしまいました。
「新城さんの石庭」と同じように南国の緑が生い茂る入口からわずかに登ると、周囲の木々を利用して作られた南京錠のかかった門が現れました。地元の農家以外に近づくことはあまりない場所柄、突然現れた男性は見慣れない闖入者をさりげなくチェックされているのだと思われ、勝手に石庭へ侵入されないように施錠しているようですが、この男性とうまくコンタクトさえ取れれば、「もうひとつ石庭」へはたどりつけることが判りました。けど、それは逆に「新城さんの石庭」以上に勝手が許されず、自分の運も試される場所であることは間違いありません。
門をくぐると男性は少し雄弁になり「ここに入る前に儀式をして下さい」と、吊るされた丸い鉄板を長い竿で突き大きく笑うように指示されました。突然の指示に戸惑いながらも従うほかないので、云われるがままにひとりずつ竿で鉄板を突き、ゴォォォォンっと銅鑼のような音を響かせながら笑いました。儀式というには大げさですが、どことなく石庭へと入れてもらうのに男性との間に、緊張感があったのですがこの儀式のおかげで少し和らいだ気がしました。
儀式を終えていよいよ「もうひとつの石庭」への潜入です。が、すでに入口から不思議な形の石があちこちに鎮座していました。石のサイズは「新城さんの石庭」と比べると小さく、石が白っぽいせいか明るく感じました。綺麗に整備された園路を登ってゆくとふいに視界が開け、丘脈の稜線へとでました。遂に「もうひとつの石庭」へ到達しました。
周囲で一番高い稜線の上にある「もうひとつの石庭」は、島の東と西の海原が一度に見渡せることが出来る、なんとも素敵なロケーションにあり、海風に吹かれながらしばしその眺望を堪能してしまいました。
素晴らしい眺望をひとしきり楽しんだところで、男性は説明をするからと石庭の案内を始めました。決して広くはない石庭ですが、なにやら色々と趣向が凝らされているらしく、最初に案内されたのは庭のほぼ中央にある石を積み上げた、小さな遠見台のような築山。階段状に積まれた石を男性の指示する順番に踏みながら一番の高みに立ち、ひとりタイタニックのように両手を大きく左右に広げて深呼吸しなさいと・・・。少し恥ずかしがりながらもkana.さんがチャレンジ。さえぎるものがなにもない高みから水平線まで見渡せる雄大な大海原を眺めるのは、とても心地よい気分になれました。これこそまさにヒーリング効果というものでしょうか。
この石庭の特色は「新城さんの石庭」と同じように意味をもって作られていますが、石と向き合ったり石を眺めるのではなく、座ったり触ったりして石を味わい、石を楽しむことで癒される石庭で、ある意味、石から与えられる癒しの「新城さんの石庭」とは対極にあるかもしれません。
説明を受けながらいくつもの石に座って、それぞれに異なるその座り心地に感嘆しながら、最後に通されたのは庭の一番奥にある玉座の石。不規則に積まれた石の玉座は、その不思議な見た目とは裏腹に、どっしりとした王者の風格が味わえる座り心地で海を眺められる楽しさがありました。
ひと通り“座る”石を案内していただき、これにて石庭ツアーは終了かと思いきや、今度は“踏む”石庭の楽しみ方が始まりました。裸足になってひとつひとつ石を踏んでゆきます。ひんやり冷たい石、ほんのり暖かい石、ざらっとした触感の石、吸いつくような石・・・説明を聞きながら指示されるままに石を踏んでゆくのですが、これがなかなか気持ちよく、まるで足裏健康法のような感じで病みつきになりそうでした。
石と戯れて過ごせた楽しいひと時の余韻をクールダウンして“下界”へ戻る準備のように、芝のサークルに腰を下ろして海に向かっての瞑想するkana.さん。天候やロケーションも左右しているかもしれないけれど、「もうひとつの石庭」はとても解放感に満ちていて好きな場所と高評価でした。確かにパワースポット云々という以前に、無能力者から見ても単純に「もうひとつの石庭」は気持ちのいい印象を持つことが出来るました。
この「もうひとつの石庭」は島のあちこちらから石を拾い集め、2004年頃からひとりで作り始め、朝は東の海から昇る太陽を眺め、夜は満天に煌くの星空を仰ぎ、吹き抜ける風に身を預けて、自然と一体となるための場所なのだそうで、なんとも風流でなんとも贅沢な庭です。
場所探しから始まった「もうひとつの石庭」でしたが、今回、kana.さんの強運も味方して、とんとん拍子に捜索が進み、あれよあれよという間に潜入することがかないましたが、こちらの石庭も「新城さんの石庭」と同様にあくまでも個人が管理しているものを、ご好意で見せていただくのであって、通常の観光施設ではありません。もし、ここたどり着けたととしてもそのことはお忘れなきように・・・。
さて、本来なら「イメージアーティスト“kana.”とゆくパワースポットの旅」はここで完結するはずだったのですが、kana.さんの滞在中に小さな奇跡を目にすることが出来たので、延長戦として綴っておきます。
日付は大潮だった4月15日。石庭以外のパワースポット巡りの一環として訪れた、砂山ビーチ近くの萬古山御嶽(バンコヤマウタキ)。鳥居を潜って長い参道を奥へ進むと、入口に松の木が茂った真新しいコンクリート建ての御嶽が現れました。近年の砂山ビーチ界隈のリゾート開発(の計画)で、開発業者が寄進した物のようです。その奥には古い従来の御嶽もあるようですが、コンクリートには何も宿らないという「もうひとつの石庭」の主が語っていた言葉を借りて、kana.さんのインプレッションを表現すると、「ここにはなにもいないみたい」とパワースポットとしてはいまひとつの様子でした。
帰り際、ふと御嶽入口の脇にあった一本の藪道が目に止まったkana.さんに誘われるままに、行けるところまで進んでみようと、分け入ってみると高い岩に囲まれた小さなビーチへと出ました。
地理的には遠浅の久浦ビーチの左岸に位置(角度的にビーチからは見えない)していることは、頭の中に叩き込んである地図で判っていましたが、この日は大潮、しかも時間的に干潮のタイミングで汀線が大きく後退しており、普段ならすっぽりと海に浸かってしまうところまで大きく浜が広がり、久浦ビーチも簡単に覗き見ることが出来るほど(久浦ビーチのあたりでは潮干狩りに来ている人の姿もありました)。
潮の引きの大きさを体感しつつ、その小さなビーチを探索していると、波の力で深くえぐられるように削られた岩場伝いに平坦な白い道のようなところを見つけ、もっと奥に進めそうな気がしたのでなんとなく進んでみると、深い入り江になっている久浦の湾端へたどり着きました。岩の裂け目が海食された砂山のアーチと同じような洞穴を発見。しかも、そこに上から下にむかって細くなり大地に突き刺さっている、とても不思議な石が洞穴を支えているではありませんか(実際に支えているわけではありませんが、直感的にそんな風に感じた)。
地形マニアでなくとも、あまりにも不思議な形の石に興奮の極みに達して、勝手にパワースポット認定をしてしまいたくなりました。洞穴を観察し見ると岩肌は鍾乳洞のように氷柱上状に伸びており、出来かけの鍾乳洞の空洞が波の浸食によって崩壊して洞穴となったのではないかと思われます(海没すると鍾乳石は成長しません)。
洞穴そのものは決して大きくはないのですが、L型に曲がった先は海へと続いており、興奮レベルが跳ね上がった状態としてはなんとも趣きある地形となっていました。そして洞穴を抜けた向こうに広がっていたのは、伊良部島を望む完全なプライベートビーチ。間違いなくこのビーチへは干潮の時にしか来ることの出来ない、誰も知らない秘密の場所に違いありません。
最後は思わぬ小さな奇跡を体感して大興奮で幕を閉じた「イメージアーティスト“kana.”とゆくパワースポットの旅」を、無能力者なりに勝手に総括させてもらうならば・・・。
「パワースポット」、それはきっと「センスオブワンダー」なのだと。
そうさ We can do it!
もっとハテナだらけでいこう!
不思議への扉は目の前にある
この世界中がWonder land
ボクらはもうすでにWonderリング!!!
ドキドキがワクワクになったら Wonderフルじゃん!
(「S.O.W.~センスオブワンダー」 作詞:leonn)
[kana.]
京都府舞鶴市在住。イメージアーティスト。
Blog http://ameblo.jp/kanaart/
今回の宮古島の旅からインスパイアされた作品も展示される個展が開かれます。
「kana.個展 ~ひらめき世界~」 【入場無料】
期日 2010年5月3日(月)~5月30日(日)
時間 月~土曜日 10:00~17:00
日曜・祝日 11:00~17:00
休展日 5日・15日・23日
会場 スタジオき(京都府与謝郡与謝野町字男山265 地図)
http://uedakentiku.co.jp/
個展ではイベントとしてイメージアート(フルネームからのイメージアート)を、kana.さんに描いていただくことが出来ます(在廊日のみ)。
kana.在廊日 5月3日、4日、8日、9日、16日 22日、30日
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石庭力場-STONE GARDEN OF MIYAKO-
久浦水辺公園(久浦ビーチ)
※2010/09/30 石庭の意向により一部を改訂
(文+写真+編集:モリヤダイスケ モデル協力:イメージアーティストkana.)
ちょっとどきまぎしながら、「石のお庭があると聞いたのですが・・・」っと尋ねると、ややぶっきらぼうに「ああ」っとひと言。ひるまずに「見せていただけませんでしょうか?」とお願いしてみるたら、「どうぞ」っとあっさり快諾の言葉をいただき、その怪しい入口から森の中へと誘ってくれました。
少ない情報から捜索と潜入には高いハードルがあるのではないかと考えていましたが、思いのほか簡単に「もうひとつの石庭」へたどり着くことがかなってしまいました。
「新城さんの石庭」と同じように南国の緑が生い茂る入口からわずかに登ると、周囲の木々を利用して作られた南京錠のかかった門が現れました。地元の農家以外に近づくことはあまりない場所柄、突然現れた男性は見慣れない闖入者をさりげなくチェックされているのだと思われ、勝手に石庭へ侵入されないように施錠しているようですが、この男性とうまくコンタクトさえ取れれば、「もうひとつ石庭」へはたどりつけることが判りました。けど、それは逆に「新城さんの石庭」以上に勝手が許されず、自分の運も試される場所であることは間違いありません。
門をくぐると男性は少し雄弁になり「ここに入る前に儀式をして下さい」と、吊るされた丸い鉄板を長い竿で突き大きく笑うように指示されました。突然の指示に戸惑いながらも従うほかないので、云われるがままにひとりずつ竿で鉄板を突き、ゴォォォォンっと銅鑼のような音を響かせながら笑いました。儀式というには大げさですが、どことなく石庭へと入れてもらうのに男性との間に、緊張感があったのですがこの儀式のおかげで少し和らいだ気がしました。
儀式を終えていよいよ「もうひとつの石庭」への潜入です。が、すでに入口から不思議な形の石があちこちに鎮座していました。石のサイズは「新城さんの石庭」と比べると小さく、石が白っぽいせいか明るく感じました。綺麗に整備された園路を登ってゆくとふいに視界が開け、丘脈の稜線へとでました。遂に「もうひとつの石庭」へ到達しました。
周囲で一番高い稜線の上にある「もうひとつの石庭」は、島の東と西の海原が一度に見渡せることが出来る、なんとも素敵なロケーションにあり、海風に吹かれながらしばしその眺望を堪能してしまいました。
素晴らしい眺望をひとしきり楽しんだところで、男性は説明をするからと石庭の案内を始めました。決して広くはない石庭ですが、なにやら色々と趣向が凝らされているらしく、最初に案内されたのは庭のほぼ中央にある石を積み上げた、小さな遠見台のような築山。階段状に積まれた石を男性の指示する順番に踏みながら一番の高みに立ち、ひとりタイタニックのように両手を大きく左右に広げて深呼吸しなさいと・・・。少し恥ずかしがりながらもkana.さんがチャレンジ。さえぎるものがなにもない高みから水平線まで見渡せる雄大な大海原を眺めるのは、とても心地よい気分になれました。これこそまさにヒーリング効果というものでしょうか。
この石庭の特色は「新城さんの石庭」と同じように意味をもって作られていますが、石と向き合ったり石を眺めるのではなく、座ったり触ったりして石を味わい、石を楽しむことで癒される石庭で、ある意味、石から与えられる癒しの「新城さんの石庭」とは対極にあるかもしれません。
説明を受けながらいくつもの石に座って、それぞれに異なるその座り心地に感嘆しながら、最後に通されたのは庭の一番奥にある玉座の石。不規則に積まれた石の玉座は、その不思議な見た目とは裏腹に、どっしりとした王者の風格が味わえる座り心地で海を眺められる楽しさがありました。
ひと通り“座る”石を案内していただき、これにて石庭ツアーは終了かと思いきや、今度は“踏む”石庭の楽しみ方が始まりました。裸足になってひとつひとつ石を踏んでゆきます。ひんやり冷たい石、ほんのり暖かい石、ざらっとした触感の石、吸いつくような石・・・説明を聞きながら指示されるままに石を踏んでゆくのですが、これがなかなか気持ちよく、まるで足裏健康法のような感じで病みつきになりそうでした。
石と戯れて過ごせた楽しいひと時の余韻をクールダウンして“下界”へ戻る準備のように、芝のサークルに腰を下ろして海に向かっての瞑想するkana.さん。天候やロケーションも左右しているかもしれないけれど、「もうひとつの石庭」はとても解放感に満ちていて好きな場所と高評価でした。確かにパワースポット云々という以前に、無能力者から見ても単純に「もうひとつの石庭」は気持ちのいい印象を持つことが出来るました。
この「もうひとつの石庭」は島のあちこちらから石を拾い集め、2004年頃からひとりで作り始め、朝は東の海から昇る太陽を眺め、夜は満天に煌くの星空を仰ぎ、吹き抜ける風に身を預けて、自然と一体となるための場所なのだそうで、なんとも風流でなんとも贅沢な庭です。
場所探しから始まった「もうひとつの石庭」でしたが、今回、kana.さんの強運も味方して、とんとん拍子に捜索が進み、あれよあれよという間に潜入することがかないましたが、こちらの石庭も「新城さんの石庭」と同様にあくまでも個人が管理しているものを、ご好意で見せていただくのであって、通常の観光施設ではありません。もし、ここたどり着けたととしてもそのことはお忘れなきように・・・。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
さて、本来なら「イメージアーティスト“kana.”とゆくパワースポットの旅」はここで完結するはずだったのですが、kana.さんの滞在中に小さな奇跡を目にすることが出来たので、延長戦として綴っておきます。
日付は大潮だった4月15日。石庭以外のパワースポット巡りの一環として訪れた、砂山ビーチ近くの萬古山御嶽(バンコヤマウタキ)。鳥居を潜って長い参道を奥へ進むと、入口に松の木が茂った真新しいコンクリート建ての御嶽が現れました。近年の砂山ビーチ界隈のリゾート開発(の計画)で、開発業者が寄進した物のようです。その奥には古い従来の御嶽もあるようですが、コンクリートには何も宿らないという「もうひとつの石庭」の主が語っていた言葉を借りて、kana.さんのインプレッションを表現すると、「ここにはなにもいないみたい」とパワースポットとしてはいまひとつの様子でした。
帰り際、ふと御嶽入口の脇にあった一本の藪道が目に止まったkana.さんに誘われるままに、行けるところまで進んでみようと、分け入ってみると高い岩に囲まれた小さなビーチへと出ました。
地理的には遠浅の久浦ビーチの左岸に位置(角度的にビーチからは見えない)していることは、頭の中に叩き込んである地図で判っていましたが、この日は大潮、しかも時間的に干潮のタイミングで汀線が大きく後退しており、普段ならすっぽりと海に浸かってしまうところまで大きく浜が広がり、久浦ビーチも簡単に覗き見ることが出来るほど(久浦ビーチのあたりでは潮干狩りに来ている人の姿もありました)。
潮の引きの大きさを体感しつつ、その小さなビーチを探索していると、波の力で深くえぐられるように削られた岩場伝いに平坦な白い道のようなところを見つけ、もっと奥に進めそうな気がしたのでなんとなく進んでみると、深い入り江になっている久浦の湾端へたどり着きました。岩の裂け目が海食された砂山のアーチと同じような洞穴を発見。しかも、そこに上から下にむかって細くなり大地に突き刺さっている、とても不思議な石が洞穴を支えているではありませんか(実際に支えているわけではありませんが、直感的にそんな風に感じた)。
地形マニアでなくとも、あまりにも不思議な形の石に興奮の極みに達して、勝手にパワースポット認定をしてしまいたくなりました。洞穴を観察し見ると岩肌は鍾乳洞のように氷柱上状に伸びており、出来かけの鍾乳洞の空洞が波の浸食によって崩壊して洞穴となったのではないかと思われます(海没すると鍾乳石は成長しません)。
洞穴そのものは決して大きくはないのですが、L型に曲がった先は海へと続いており、興奮レベルが跳ね上がった状態としてはなんとも趣きある地形となっていました。そして洞穴を抜けた向こうに広がっていたのは、伊良部島を望む完全なプライベートビーチ。間違いなくこのビーチへは干潮の時にしか来ることの出来ない、誰も知らない秘密の場所に違いありません。
最後は思わぬ小さな奇跡を体感して大興奮で幕を閉じた「イメージアーティスト“kana.”とゆくパワースポットの旅」を、無能力者なりに勝手に総括させてもらうならば・・・。
「パワースポット」、それはきっと「センスオブワンダー」なのだと。
そうさ We can do it!
もっとハテナだらけでいこう!
不思議への扉は目の前にある
この世界中がWonder land
ボクらはもうすでにWonderリング!!!
ドキドキがワクワクになったら Wonderフルじゃん!
(「S.O.W.~センスオブワンダー」 作詞:leonn)
[kana.]
京都府舞鶴市在住。イメージアーティスト。
Blog http://ameblo.jp/kanaart/
今回の宮古島の旅からインスパイアされた作品も展示される個展が開かれます。
「kana.個展 ~ひらめき世界~」 【入場無料】
期日 2010年5月3日(月)~5月30日(日)
時間 月~土曜日 10:00~17:00
日曜・祝日 11:00~17:00
休展日 5日・15日・23日
会場 スタジオき(京都府与謝郡与謝野町字男山265 地図)
http://uedakentiku.co.jp/
個展ではイベントとしてイメージアート(フルネームからのイメージアート)を、kana.さんに描いていただくことが出来ます(在廊日のみ)。
kana.在廊日 5月3日、4日、8日、9日、16日 22日、30日
[関連記事]
石庭力場-STONE GARDEN OF MIYAKO-
久浦水辺公園(久浦ビーチ)
※2010/09/30 石庭の意向により一部を改訂
(文+写真+編集:モリヤダイスケ モデル協力:イメージアーティストkana.)
Posted by あんちーかんちー編集室 at 09:00│Comments(5)
│あんちーな特集
この記事へのコメント
ひさしぶりに、宮古にも行きたいな、と思いつつ、
また行ったときにはよろしくです。
(KUWA)
また行ったときにはよろしくです。
(KUWA)
Posted by ryuQ at 2010年05月16日 17:29
石庭の主は写真を載せたことに憤慨しています。許可をとりましたか
Posted by しげる at 2010年09月29日 20:31
しげるサマ>
口頭でその旨はお伝えしたつもりでしたが失礼いたしました。
口頭でその旨はお伝えしたつもりでしたが失礼いたしました。
Posted by あんちーかんちー編集室 at 2010年09月30日 09:30
写真の掲載に土地の主が憤慨されているなら、削除するべきでは。神域で写真を撮るのも失礼です。呆れます。
Posted by ミャーク at 2015年05月27日 23:18
ミャークさま>
記事は五年も前の話になります(現在、当サイトは休止中の閲覧のみ)。
その後の経緯は特に記載をしていませんが、ご意見を元に翌日には問題となった画像はすでに差し替え済みです。
先方にも申し送り済みで、基本的には問題の解決は完了しています。
語彙が足りず、失礼いたしました。
記事は五年も前の話になります(現在、当サイトは休止中の閲覧のみ)。
その後の経緯は特に記載をしていませんが、ご意見を元に翌日には問題となった画像はすでに差し替え済みです。
先方にも申し送り済みで、基本的には問題の解決は完了しています。
語彙が足りず、失礼いたしました。
Posted by あんちーかんちー編集室 at 2015年05月27日 23:38