2009年06月30日
「浜辺の夏祭り」 宮古WEEK2009
宮古島市の中心街から程近い位置にあり、観光客にも気軽立ち寄れるビーチとして人気が高く、市民の憩いの場としても親しまれているパイナガマビーチで、今年も梅雨明けを告げるイベントとして「JTB宮古WEEK 2009 浜辺の夏祭り」が開催されました。
「JTB宮古WEEK 2009」とは、日本で一番早い夏祭りと題してJTBが主催する「おきなわWEEK」の一環として宮古島(6/22~28)で行われたJTBツアー利用者向けの限定イベントで、幻の大陸とも呼ばれている八重干瀬でのシュノーケル体験や、東洋一の砂浜を誇る与那覇前浜でのサンセットクルーズ、マングローブ植樹を通したエコアイランドならではのプログラムなどが、無料でオリジナルイベントが楽しめる(指定ツアー利用者限定)お得な一週間。そんな宮古島を訪れる旅行者限定企画の中にあって、一般の人々も楽しめる催しが「浜辺の夏祭り」です。
その昔、宮古島の行政の中心であった蔵元(漲水御嶽周辺)の南方に位置する長い砂浜を意味するパイナガマ(パイ:南、ナガマ:長い砂浜=長間)の浜辺をステージにした「浜辺の夏祭り」が始まりました。
伊良部島の島影にゆっくりと沈み始めた眩しい夕陽がビーチを照らす中、「琉球國祭り太鼓・宮古支部」のエイサーの演舞で祭りの幕開けです。
昼間の暑さもひと段落した浜辺に鳴り響く三線の音(ね)。優しく宮古民謡を奏で唄うのは、結成8年を迎える「渡久山徹ともーあしびー」のみなさん。民謡のボランティアライブを催したり、三線教室を開いて後進の指導にもあたるなど、メンバーそれぞれが確かな技量をもった宮古民謡界の雄です。
続いて行われたのは「宮古島ウルトラクイズ」。○×形式で宮古島についてのさまざまな問題に答えて行きます。浜辺での予選では優勝商品が人気の携帯ゲーム機だけに、子供たちが目の色を変えていましたが、決勝戦へと勝ち進めたのはたったの4名。ふたりの子供が残ることができましたが、早押し回答問題はちょっと子供に難しかったようで、連続正解をしたおかあさんが優勝をさらってゆきました。
夕陽も落ちて対岸の伊良部島には街の明かりが灯り、空には月が昇ったパイナガマビーチはすっかり夜の装いになってきました。浜辺に灯されたロウソクのほのかな明かりと、耳をそばだてると聞こえてくる波音が一層の風情をかきたてる中、「重ちゃん」のゆかいで楽しいライブがステージで始まりました。
ステージは替わって、アイランダーアーティスト「下地暁」が登場。持ち前の力強い歌声で素敵なライブを展開しました。後半には「あんちーかんちー」でもお馴染みの「パニパニガールズ」も加わって、宮古島の伝統芸能「クイチャー」で会場を巻き込み、みんなで踊り大いに盛り上がりました。
「浜辺の夏祭り」もいよいよフィナーレ。最後はテレビゲーム機や宮古島の各協賛企業から提供された豪華商品の当たる大抽選会に、ゲーム機目当ての子供たちだけでなく、大人も一緒になってミス宮古が引く抽選番号に一喜一憂をしていました。
昨年から宮古島でも開催されるようになった、ツアー利用者向けイベントの「おきなわWEEK」。梅雨も明けてプレサマーの観光シーズンの宮古島を大いに楽しんでもらおうという、ツアー集客を狙った企業のタイアップイベントですが、身近なパイナガマビーチというロケーションで行われる「浜辺の夏祭り」には、島の人々も気軽に訪れることから、単に島の観光地を見て廻るだけでなく、観光客にナマの島の雰囲気に触れてもらえる場で、魅力ある観光地・宮古島をアピールする機会でもあるように感じました。もっともっと地元と融合した企画に発展したら、観光地としての宮古島の可能性が高まる、そんな今後がとても楽しみなイベントでした。
[JTB宮古WEEK2009]
http://www.jtb.co.jp/okinawa-net/week/index.asp
伊良部島の島影にゆっくりと沈み始めた眩しい夕陽がビーチを照らす中、「琉球國祭り太鼓・宮古支部」のエイサーの演舞で祭りの幕開けです。
昼間の暑さもひと段落した浜辺に鳴り響く三線の音(ね)。優しく宮古民謡を奏で唄うのは、結成8年を迎える「渡久山徹ともーあしびー」のみなさん。民謡のボランティアライブを催したり、三線教室を開いて後進の指導にもあたるなど、メンバーそれぞれが確かな技量をもった宮古民謡界の雄です。
続いて行われたのは「宮古島ウルトラクイズ」。○×形式で宮古島についてのさまざまな問題に答えて行きます。浜辺での予選では優勝商品が人気の携帯ゲーム機だけに、子供たちが目の色を変えていましたが、決勝戦へと勝ち進めたのはたったの4名。ふたりの子供が残ることができましたが、早押し回答問題はちょっと子供に難しかったようで、連続正解をしたおかあさんが優勝をさらってゆきました。
夕陽も落ちて対岸の伊良部島には街の明かりが灯り、空には月が昇ったパイナガマビーチはすっかり夜の装いになってきました。浜辺に灯されたロウソクのほのかな明かりと、耳をそばだてると聞こえてくる波音が一層の風情をかきたてる中、「重ちゃん」のゆかいで楽しいライブがステージで始まりました。
ステージは替わって、アイランダーアーティスト「下地暁」が登場。持ち前の力強い歌声で素敵なライブを展開しました。後半には「あんちーかんちー」でもお馴染みの「パニパニガールズ」も加わって、宮古島の伝統芸能「クイチャー」で会場を巻き込み、みんなで踊り大いに盛り上がりました。
「浜辺の夏祭り」もいよいよフィナーレ。最後はテレビゲーム機や宮古島の各協賛企業から提供された豪華商品の当たる大抽選会に、ゲーム機目当ての子供たちだけでなく、大人も一緒になってミス宮古が引く抽選番号に一喜一憂をしていました。
昨年から宮古島でも開催されるようになった、ツアー利用者向けイベントの「おきなわWEEK」。梅雨も明けてプレサマーの観光シーズンの宮古島を大いに楽しんでもらおうという、ツアー集客を狙った企業のタイアップイベントですが、身近なパイナガマビーチというロケーションで行われる「浜辺の夏祭り」には、島の人々も気軽に訪れることから、単に島の観光地を見て廻るだけでなく、観光客にナマの島の雰囲気に触れてもらえる場で、魅力ある観光地・宮古島をアピールする機会でもあるように感じました。もっともっと地元と融合した企画に発展したら、観光地としての宮古島の可能性が高まる、そんな今後がとても楽しみなイベントでした。
[JTB宮古WEEK2009]
http://www.jtb.co.jp/okinawa-net/week/index.asp
Posted by あんちーかんちー編集室 at 09:00│Comments(0)
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