2010年09月14日
ズミ!びきどぅんの三線弾き

夜毎、島のどこかのステージで三線を爪弾きながら唄っている、「重い」と書いて重ちゃん(しげちゃん)と自らを呼ぶ、巨漢の三線唄者を知っていますか?。
恐らくは宮古島ではほとんどの人が、重ちゃんのこと知っているばすであり、ライブも見たことがあるはず。そのくらいあっちこっちのイベントにも引っ張りだこな、ズミ!びきどぅんな重ちゃんの魅力は、なんといっても巨体から爪弾かれる三線の音色と、ほのぼのとした優しい唄声。そして笑いが絶えることのない楽しいMCがステージを彩るところ。
そんな島の人気者、重ちゃんが遂にCDデビューを果たすことに・・・。

重ちゃんの公式プロフィールの一行目には、「産地偽装無しの宮古島出身」とひとこと。誰も偽装してるなんて思っていないのに、わざわざこういうコトを書くあたりは、愉快な重ちゃんのセンスを感じさせます。
また、軽やかに重ちゃんが爪弾く三線は、完全に独学で学んだものなのだそうです。特定の師匠がいないだけでなく民謡や古典もまったくわからず、工工四(くんくんしー:三線の楽譜)も読めないけれど、大好きな沖縄ポップスや島唄ポップスだけでなくジャンルにとらわれない、重ちゃんがいいと思った曲を耳コピして、楽しくて気持ちいい重ちゃん流にアレンジして唄ってまうという、従来の三線の演者にはない大きなスケールで唄っています。

そんな型にはまらない重ちゃんのパートリーは、人気の新旧の島唄ポップスからスタンダードな賛美歌に至るまで、本当にさまざまで重ちゃんが唄って楽しいと感じられるものばかり。
そんな重ちゃんが奏でるチャンプルー料理のようなアルバムには、たくさんの心地よい音色が詰まったオリジナル曲を含む5曲が収録されています。

タイトル曲でもあるオリジナルの「月の宮古」は、それぞれの思いで感じて自由に聴いてもらえればいいと前置きした上で、この「月の宮古」は亡くなった旦那のあとをついで、唄者となったオバァの苦労と、オジィへの愛を唄ったオバァのラブソングなんだ、っと重ちゃんはちょっと照れくさそうに秘話をひとつ教えてくれました。

いつも自然体で唄っている重ちゃんは、ホテルのステージで観光客の皆さんの前で唄う機会も多く、そんな観光客の皆さんが三線の音に癒されると云われることに、重ちゃんがすっかり癒されているのだそうです。唄が好きなだけの自分流だけど、だからこそ自分なりのオンリーワンの道が作れたから、いつまでもこの島で大好きな三線を弾いて唄っていきたいと、CD発売に対する意欲も語ってくれました。
ますます楽しみな重ちゃんの活動は、うまり島・宮古島は勿論のこと、この秋冬には島を飛び出して関東・関西・四国・本島でのツアーも予定されており、重ちゃんワールドが全国で炸裂することでしょう!。
※ ※ ※ ※
「月の宮古」 重ちゃん
1.月の宮古
2.美ぎ花(美ぎ花バンド)
3.オジーの新車
4.アメージンググレイス(宮古口)
5.ピンナギ・クチャー
MIR-001 1500円(TAX IN)
2010年9月12日発売
◆ライブ
ロードハウス「雅歌小屋」を活動拠点に、「和琉創作レストラン・マラルンガ」(アラマンダ)、「VILLAG琉球の風」・「欧風居酒屋ビアファス」(ブリーズベイマリーナ)、ライブハウス「ズミ!ミュージック」などの舞台でライブを開催中。
◆ラジオ
FMみやこ
「重ちゃんジム様のサタ~パンピン」 毎週土曜17時~
◆オフィシャルBlog
宮古島「ズミ!びきどぅん普及委員会」
http://ks4140.ti-da.net/
◆出演歴
オリオンビアフェスト in 宮古(2006年、2009年)、大阪・先島フェスティバル(2007年)、美ぎ島ミュージックコンベンション(2007年出演、2009・2010サポート)、宮古アイランドロックフェスティバル・アフターパーティー(2009年)
(文+写真+編集:モリヤダイスケ)

そんな型にはまらない重ちゃんのパートリーは、人気の新旧の島唄ポップスからスタンダードな賛美歌に至るまで、本当にさまざまで重ちゃんが唄って楽しいと感じられるものばかり。
そんな重ちゃんが奏でるチャンプルー料理のようなアルバムには、たくさんの心地よい音色が詰まったオリジナル曲を含む5曲が収録されています。

タイトル曲でもあるオリジナルの「月の宮古」は、それぞれの思いで感じて自由に聴いてもらえればいいと前置きした上で、この「月の宮古」は亡くなった旦那のあとをついで、唄者となったオバァの苦労と、オジィへの愛を唄ったオバァのラブソングなんだ、っと重ちゃんはちょっと照れくさそうに秘話をひとつ教えてくれました。

いつも自然体で唄っている重ちゃんは、ホテルのステージで観光客の皆さんの前で唄う機会も多く、そんな観光客の皆さんが三線の音に癒されると云われることに、重ちゃんがすっかり癒されているのだそうです。唄が好きなだけの自分流だけど、だからこそ自分なりのオンリーワンの道が作れたから、いつまでもこの島で大好きな三線を弾いて唄っていきたいと、CD発売に対する意欲も語ってくれました。
ますます楽しみな重ちゃんの活動は、うまり島・宮古島は勿論のこと、この秋冬には島を飛び出して関東・関西・四国・本島でのツアーも予定されており、重ちゃんワールドが全国で炸裂することでしょう!。
※ ※ ※ ※
「月の宮古」 重ちゃん
1.月の宮古
2.美ぎ花(美ぎ花バンド)
3.オジーの新車
4.アメージンググレイス(宮古口)
5.ピンナギ・クチャー
MIR-001 1500円(TAX IN)
2010年9月12日発売
◆ライブ
ロードハウス「雅歌小屋」を活動拠点に、「和琉創作レストラン・マラルンガ」(アラマンダ)、「VILLAG琉球の風」・「欧風居酒屋ビアファス」(ブリーズベイマリーナ)、ライブハウス「ズミ!ミュージック」などの舞台でライブを開催中。
◆ラジオ
FMみやこ
「重ちゃんジム様のサタ~パンピン」 毎週土曜17時~
◆オフィシャルBlog
宮古島「ズミ!びきどぅん普及委員会」
http://ks4140.ti-da.net/
◆出演歴
オリオンビアフェスト in 宮古(2006年、2009年)、大阪・先島フェスティバル(2007年)、美ぎ島ミュージックコンベンション(2007年出演、2009・2010サポート)、宮古アイランドロックフェスティバル・アフターパーティー(2009年)
(文+写真+編集:モリヤダイスケ)
Posted by あんちーかんちー編集室 at 09:00│Comments(0)
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