2009年06月02日
美ぎ島ミュージックコンベンション2009【前編】
今年で五回目を迎えた「美ぎ島ミュージックコンベンション」が、梅雨入りをしたはずの宮古島に、盛夏を思わせるような晴天を連れて来ました。そしてまたひとつ、宮古島に新たな伝説を作った・・・かも。というくらい贅沢な“時”を満喫する3日間となりました。
それでは「美ぎ島ミュージックコンベンションIN MIYAKO Island 2009」の密着レポート始めましょう!
国内外のさまざまなミュージックシーンで活躍する、「Orquesta De La Luz」のGENTAさんが、宮古島で出会った素晴らしい自然に惚れこみ、この宮古島の美しい空と海に囲まれて思いっきり演奏がしたいという、ミュージシャンとしての純粋な思いに、アーティストたちが共鳴して、音楽を通して宮古島の自然を守ろうという素敵な野外音楽イベント「美ぎ島ミュージックコンベンション」は生まれました。
心ゆくまで音を楽しみながら、自然に感謝し環境を考ようという、このチャリティーライブは、年を追うごとにその輪は広がりをみせ、そこに参加するひとりひとりへと繋がって、たくさんの奇跡を引き寄せ、文字通りの「美ぎ島」を守り育てるという熱い願いが込められています。
【美ぎ島】 かぎすま:宮古島の言葉で美しい島
第一日 2009年5月29日(金) 晴れ 与那覇前浜特設ステージ
広く晴れ渡った青い青い空と、澄み切ったミヤコブルーの海に囲まれた、この宮古島随一のビーチ・与那覇前浜の極上のロケーションで、「美ぎ島ミュージックコンベンション」恒例のフリーライブからスタート。
トップバッターを務めたのは前浜ビーチがもっとも似合う男たちふたり、キキとテツ。このビーチをホームグラウンドとするハーベスタが、ほとばしる宮古島の熱い熱い「ミュージック」を、でっかくかっとばすと、はじける勢いにステージ前はいっぺんに大騒ぎに。
(ハーベスタ:今日はコンベンション…♪)
昨年、たまたま訪れた宮古島で偶然このイベントに出会い、ここで歌いたいという思いを実現してしまったアーティストのひとり、鈴みりか。宮古島に触発されて生まれた「島においで」を柔らかな歌声にのせて響かせます。
(鈴みりか:宮古島ライブ☆)
続いて登場したのは、元RAZZ-MA-TAZZの阿久のぶひろ。青く大きな空の下、アコースティックギター一本を手に、朗々と歌いあげる様は本当に心地よさそうで、とても広がりのあるライブステージを届けてくれました。
(阿久のぶひろ:野外ライブ)
穏やかに夕暮れへと移りゆく与那覇前浜の風景にあわせるように、ゆったりと心のままに揺れる調べにのせて、スタンダードジャズ、ボサノバ、ラテンミュージックを、気持ちのいい歌声で魅せてくれた平松八千代。
(平松八千代:美ぎ島ミュージックコンベンションIN宮古島 )
GENTAさんの言葉を借りるなら、まさに「らぶとぴーす」なライブ。決して「ラブ&ピース」ではない、ゆるくもアツイ「らぶとぴーす」は、ステージ前に広がるビーチのその果てまでが観客席。水着のままアルコール片手にのんびりと楽しんだり、たまらぬ暑さに海に飛び込んで波と戯れていたりと、思い思いのスタイルでライブを楽しむことがミュージックコンベンション流。なんとものどかでとても贅沢な過ごし方です。
18時をまわって日差しが大きく傾き、南国特有の強い西陽がビーチに照りつける中、GENTAさんが「この晴れ渡った空を見てください。奇跡をおこすミュージックコンベンションは、雨男に完璧に勝利しました」と笑いながら、スガシカオの登場を紹介(ミュージシャン屈指の雨男として有名)。
歌声にひきつけられたかのように、気づけばビーチにはたくさんのお客さんが集い、最高のロケーションで最高のライブステージに酔いしれる、珠玉のひと時が宮古島を駆け抜けていきました。
いよいよ「美ぎ島ミュージックコンベンション」初日の大トリは、前浜フリーライブのお約束といってもいい、常連のbirdのステージが始まりました。ライブの最中、オレンジ色に輝く夕陽が地平線の向こうに落ち、昼間の余韻がじわりじわりと夜へと変化してゆき、豊かな宮古島の自然が織りなす演出の中で、たゆやかに至福が流れてゆきました。
「美ぎ島ミュージックコンベンション」は昼ばかりではありません。市内のライブハウス五店舗が共同で開催する、亜熱帯の島の夜をまったりと楽しむスペシャルナイトがあります(5/29・30の二晩のみ開催)。それぞれのライブハウスではお店のスタイルに合わせ、その夜限りのセッションや、レアなDJが催され、お酒の酔いとともに昼より熱い“熱帯夜”が繰り広げられました。
時に、アーティストがふらりと訪れても、そこにいることが当たり前と騒ぐこともなく、ともにその場に響く音を楽しむ雰囲気は、それ自体が宮古島マジック。
昼に。夜に。宮古島をまるごと音楽漬けにしてくれる「美ぎ島ミュージックコンベンション」は、イベントに参加するアーティスト自身も宮古島に溶け込んで堪能しながら、ライブに訪れた観客と一体となってとことん楽しむという贅沢さは、とてつもなく素晴らしく、たまらなくご機嫌な、音楽と自然が融合した「らぶ」で「ぴーす」な物語。
そんな「美ぎ島ミュージックコンベンション」のレポートは、まだまだ終わりません。次回、川満漁港グラウンド特設ステージの後編へと続きます。括目して待て!
◆美ぎ島ミュージックコンベンションIN MIYAKO Island 2009 HP
http://www.music-convention.com/
【後編】はコチラ
(文+写真+編集:モリヤダイスケ)
広く晴れ渡った青い青い空と、澄み切ったミヤコブルーの海に囲まれた、この宮古島随一のビーチ・与那覇前浜の極上のロケーションで、「美ぎ島ミュージックコンベンション」恒例のフリーライブからスタート。
トップバッターを務めたのは前浜ビーチがもっとも似合う男たちふたり、キキとテツ。このビーチをホームグラウンドとするハーベスタが、ほとばしる宮古島の熱い熱い「ミュージック」を、でっかくかっとばすと、はじける勢いにステージ前はいっぺんに大騒ぎに。
(ハーベスタ:今日はコンベンション…♪)
昨年、たまたま訪れた宮古島で偶然このイベントに出会い、ここで歌いたいという思いを実現してしまったアーティストのひとり、鈴みりか。宮古島に触発されて生まれた「島においで」を柔らかな歌声にのせて響かせます。
(鈴みりか:宮古島ライブ☆)
続いて登場したのは、元RAZZ-MA-TAZZの阿久のぶひろ。青く大きな空の下、アコースティックギター一本を手に、朗々と歌いあげる様は本当に心地よさそうで、とても広がりのあるライブステージを届けてくれました。
(阿久のぶひろ:野外ライブ)
穏やかに夕暮れへと移りゆく与那覇前浜の風景にあわせるように、ゆったりと心のままに揺れる調べにのせて、スタンダードジャズ、ボサノバ、ラテンミュージックを、気持ちのいい歌声で魅せてくれた平松八千代。
(平松八千代:美ぎ島ミュージックコンベンションIN宮古島 )
GENTAさんの言葉を借りるなら、まさに「らぶとぴーす」なライブ。決して「ラブ&ピース」ではない、ゆるくもアツイ「らぶとぴーす」は、ステージ前に広がるビーチのその果てまでが観客席。水着のままアルコール片手にのんびりと楽しんだり、たまらぬ暑さに海に飛び込んで波と戯れていたりと、思い思いのスタイルでライブを楽しむことがミュージックコンベンション流。なんとものどかでとても贅沢な過ごし方です。
18時をまわって日差しが大きく傾き、南国特有の強い西陽がビーチに照りつける中、GENTAさんが「この晴れ渡った空を見てください。奇跡をおこすミュージックコンベンションは、雨男に完璧に勝利しました」と笑いながら、スガシカオの登場を紹介(ミュージシャン屈指の雨男として有名)。
歌声にひきつけられたかのように、気づけばビーチにはたくさんのお客さんが集い、最高のロケーションで最高のライブステージに酔いしれる、珠玉のひと時が宮古島を駆け抜けていきました。
いよいよ「美ぎ島ミュージックコンベンション」初日の大トリは、前浜フリーライブのお約束といってもいい、常連のbirdのステージが始まりました。ライブの最中、オレンジ色に輝く夕陽が地平線の向こうに落ち、昼間の余韻がじわりじわりと夜へと変化してゆき、豊かな宮古島の自然が織りなす演出の中で、たゆやかに至福が流れてゆきました。
「美ぎ島ミュージックコンベンション」は昼ばかりではありません。市内のライブハウス五店舗が共同で開催する、亜熱帯の島の夜をまったりと楽しむスペシャルナイトがあります(5/29・30の二晩のみ開催)。それぞれのライブハウスではお店のスタイルに合わせ、その夜限りのセッションや、レアなDJが催され、お酒の酔いとともに昼より熱い“熱帯夜”が繰り広げられました。
時に、アーティストがふらりと訪れても、そこにいることが当たり前と騒ぐこともなく、ともにその場に響く音を楽しむ雰囲気は、それ自体が宮古島マジック。
昼に。夜に。宮古島をまるごと音楽漬けにしてくれる「美ぎ島ミュージックコンベンション」は、イベントに参加するアーティスト自身も宮古島に溶け込んで堪能しながら、ライブに訪れた観客と一体となってとことん楽しむという贅沢さは、とてつもなく素晴らしく、たまらなくご機嫌な、音楽と自然が融合した「らぶ」で「ぴーす」な物語。
そんな「美ぎ島ミュージックコンベンション」のレポートは、まだまだ終わりません。次回、川満漁港グラウンド特設ステージの後編へと続きます。括目して待て!
◆美ぎ島ミュージックコンベンションIN MIYAKO Island 2009 HP
http://www.music-convention.com/
【後編】はコチラ
(文+写真+編集:モリヤダイスケ)
Posted by あんちーかんちー編集室 at 09:00│Comments(0)
│あんちーな特集