あんちー かんちー　沖縄・宮古島から発信のウェブマガジン！

『ブットゥルー!! ～宮古島ぴゃーすぱい物語～』、連載第23話『白球と風船、もう１つのドラマ』の巻はいかがでしたか？。まさかのヒロ坊おじさんが高校球児だったとはという展開は、思わずニヤリとさせられました。どんな高校球児だったのか想像がつきそうでつかないですね(笑)。
沖縄方言の中でも難解といわれる、宮古口(みゃーくふつ：宮古の島言葉)がふんだんにちりばめられた内容なので、簡単な宮古口の解説(意訳)と、現代宮古口の言い回しや、宮古式の生活風俗などを紹介しておきたいと思います。

沖縄県代表　興南高校　悲願の春夏連覇
第92回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)において沖縄県代表の興南高校が、第82回選抜高等学校野球大会(センバツ)での優勝に続き、史上６校目の春夏連覇を成し遂げた出来事は、この夏一番の夢と感動を与えてくれました。作者.aizfactoryは、興南の優勝に感極まり過ぎてしまって、うまくコメントが書けないと通達をいただきましたので、編集が代筆させていただきました。
尚、興南高校は那覇市古島にある私立高校。我喜屋監督って、ここの理事長だったという事実にちょっとびっくりしました(汗)。
学校法人 興南学園 興南高等学校　http://senior.konan-h.ed.jp/

あばっ
宮古の人が驚いた時に思わず無意識に放ってしまう、絶対無敵の感嘆詞。音量や使い方で驚き方の度合いも判るバロメーターでもある。

ヒヤササ（ヒヤサッサ）
「それ！」「よいしょ！」といった感じの気合いを表す言葉。また、クイチャーの合の手としても欠かせない有名な言葉である。
余談だが、多良川酒造が発売している「のみごろひやさっさ」は、宮古特有のオトーリ用にあらかじめ泡盛を水で割ってあるお酒(アルコール度数は10度)。手軽な缶タイプもあり、オトーリ文化の宮古ならではの商品である。

ぱずけてる
破裂している。モノがパンパンになりはじける様子を表す言葉。
お腹がいっぱいな時に、「ぱずけようとしているさ～」といった感じで使われます。


ヒロ坊おじさん　46歳
平良洋（タイラ　ヒロシ）。
オジィとオバァの次男であり、航平とリョータの叔父にあたる。
重機リース業を営む。見た目とはうらはらに、とても優しくて世話好き。ナス型サングラスは若い頃からのこだわりであり、決してEX○LEを気取っている訳ではない。


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(作画＋原案：.aizfactory　補文＋編集：モリヤダイスケ)