2010年12月17日
ずならどぅ ずなら~クイチャーフェスティバル2010

中止に延期と天候の不順によって二度に渡って変更を余儀なくされ、宮古の産業まつりとの共催となった「第九回クイチャーフェスティバル2010 ~ずならどぅ ずなら~」がクイフェス史上初めてとなる12月開催という形で催されました。演舞順にすべての参加者、参加団体を写真で紹介してみました。
※ ※ ※ ※
クイチャーフェスティバル2010は本来、恒例の11月第一日曜日(今年は11月7日)に開催される予定でしたが、朝から降り続く雨に開催の中止決定が下されました。これによって2010年のクイフェスは残念ながら、開催されないこととなりました。しかし、島の秋の風物詩として定着したこのイベントの未開催を惜しむ声が多く寄せられ、11月21日に宮古の産業まつりとの共催が緊急復活開催が決定しました。
ところが開催直前に降り続いた雨で、会場の宮古島市熱帯植物園の地面がぬかるみ、使用困難から宮古の産業まつりとともに延期が決定します。そしてそして12月5日に、およそひと月遅れで遂に遂にクイフェス2010が開催されることとなります。

波乱の幕開けとなったクイフェス2010のオープニングを飾ったのは、島内4つの学童の混成チーム・太陽っ子(てぃだっこ)隊。続いてフラフープを使った、あけぼの保育園幼稚園のキ・ラ・キ・ラ・キッズ。昨日の産業まつりのステージ続き登場の東小・GO!GO!EASTキッズ。試合があるために柔道クラブが欠席となってしまった宮古島警察署少年補導員&少年柔道・剣道クラブと、元気あふれる創作クイチャーの演舞が行われました。

開催日の度重なる変更もあって、参加団体は当初の予定の半分ほどと少ない上に、同日はイベントも多発していて出演者も慌ただしく、「Let's Dance みーや」を踊る花園kid'sパラダイスに、パニパニジュニアが駆けつけました。伝統クイチャーの「うるかのくいちゃー」を砂川小学校と、うるかクイチャー保存会がそれぞれ披露(小学生が伝統クイチヤーを踊るのは、砂川小が唯一の存在です)。

産業まつりの表彰式がステージで行われ、お昼休みとなっていた併催のクイフェス。午後のプログラムはパニパニジュニアと愛×愛のライブステージで再開。クイチャーの演目は、ぶどぅれサンガ!の「シチグヮチ ウートートゥ」の創作クイチャーから。

途中、休憩を挟みながら新羅の「古見ぬ主」、パーントゥこども会の「童のクイチャー」、男塾 武-Dooの「中立ちぬみががま」と感性豊かな創作クイチャーと、昨年、デモンストレーションで行われた方言替歌部門が交互に披露されました。
特に方言替歌は、連載コラムの来間島歳時記にも詳しくありますが、「メリーさんの羊」と「村まつり」を島言葉で替え歌にした来間っ子たちの活躍(来間幼小中学校パニパニチームと来間小中学校放課後子ども教室)と、Lighnesとして創作クイチャーを披露している宮内雄貴さんが「勇気100%」を歌って盛り上げてくれました。

宮古島へと嫁いできたフィリピン嫁たちのマブハイダンスグループによる艶妖な創作クイチャーに続いては、伊良部島の伝統、佐良浜のミャークヅツクイチャーが登場。いよいよクイフェスはクライマックスへ向かいます。
西原のクイチャーでは参加の大会最高齢となる92歳の友利サダさんに、今年もガンズゥウヤキ賞(3年連続の受賞)が授与されました。

クイチャーフェスティバル2010の最後を飾るのは、創作クイチャーに初挑戦した、高校生のストリート系ダンスチームG.H.Sがクールにキメてくれました。
そしてエンディングは会場のみなさん、出演者のみなさん、スタッフのみなさんによる、クイチャー大共演(演奏は宮古民謡保存会・宮古民謡協会)。
雨を呼ぶのがクイチャーなので、これほど安定して天気が悪かったのは、もしかしたら、みんな張り切ってクイチャーの練習をし過ぎたせいなのかもしれません。ともあれ、祟られ続けた不順な天候、史上初の12月開催と共催と、例年にないスタイルとなった「第九回 クイチャーフェスティバル 2010 ~ずならどぅ ずなら~」でしたが、中止から一転して復活開催してくれたことに感謝でした。毎年の楽しみでもありますから、節目となる来年の第10回大会も今からとても楽しみです!。
第九回クイチャーフェスティバル2010 ~ずならどぅ ずなら~
日時 2010年12月5日(日)
場所 宮古島市熱帯植物園
HP/http://quicha.sakura.ne.jp/
Blog/http://quichafestival.ti-da.net/
伝統芸能に観客喝采/クイチャーフェスティバル/宮古毎日
【特集】第9回クイチャーフェスティバル2010写真特集/宮古毎日
[関連記事]
第七回クイチャーフェスティバル2008
声ゅ合し心ぅ合し宮古世-クイフェス2009-
みゃーくぬすぐりむぬ2010~第33回宮古の産業まつり
(文+写真+編集:モリヤダイスケ 協力:クイチャーフェスティバル実行委員会)

開催日の度重なる変更もあって、参加団体は当初の予定の半分ほどと少ない上に、同日はイベントも多発していて出演者も慌ただしく、「Let's Dance みーや」を踊る花園kid'sパラダイスに、パニパニジュニアが駆けつけました。伝統クイチャーの「うるかのくいちゃー」を砂川小学校と、うるかクイチャー保存会がそれぞれ披露(小学生が伝統クイチヤーを踊るのは、砂川小が唯一の存在です)。

産業まつりの表彰式がステージで行われ、お昼休みとなっていた併催のクイフェス。午後のプログラムはパニパニジュニアと愛×愛のライブステージで再開。クイチャーの演目は、ぶどぅれサンガ!の「シチグヮチ ウートートゥ」の創作クイチャーから。

途中、休憩を挟みながら新羅の「古見ぬ主」、パーントゥこども会の「童のクイチャー」、男塾 武-Dooの「中立ちぬみががま」と感性豊かな創作クイチャーと、昨年、デモンストレーションで行われた方言替歌部門が交互に披露されました。
特に方言替歌は、連載コラムの来間島歳時記にも詳しくありますが、「メリーさんの羊」と「村まつり」を島言葉で替え歌にした来間っ子たちの活躍(来間幼小中学校パニパニチームと来間小中学校放課後子ども教室)と、Lighnesとして創作クイチャーを披露している宮内雄貴さんが「勇気100%」を歌って盛り上げてくれました。

宮古島へと嫁いできたフィリピン嫁たちのマブハイダンスグループによる艶妖な創作クイチャーに続いては、伊良部島の伝統、佐良浜のミャークヅツクイチャーが登場。いよいよクイフェスはクライマックスへ向かいます。
西原のクイチャーでは参加の大会最高齢となる92歳の友利サダさんに、今年もガンズゥウヤキ賞(3年連続の受賞)が授与されました。

クイチャーフェスティバル2010の最後を飾るのは、創作クイチャーに初挑戦した、高校生のストリート系ダンスチームG.H.Sがクールにキメてくれました。
そしてエンディングは会場のみなさん、出演者のみなさん、スタッフのみなさんによる、クイチャー大共演(演奏は宮古民謡保存会・宮古民謡協会)。
雨を呼ぶのがクイチャーなので、これほど安定して天気が悪かったのは、もしかしたら、みんな張り切ってクイチャーの練習をし過ぎたせいなのかもしれません。ともあれ、祟られ続けた不順な天候、史上初の12月開催と共催と、例年にないスタイルとなった「第九回 クイチャーフェスティバル 2010 ~ずならどぅ ずなら~」でしたが、中止から一転して復活開催してくれたことに感謝でした。毎年の楽しみでもありますから、節目となる来年の第10回大会も今からとても楽しみです!。
第九回クイチャーフェスティバル2010 ~ずならどぅ ずなら~
日時 2010年12月5日(日)
場所 宮古島市熱帯植物園
HP/http://quicha.sakura.ne.jp/
Blog/http://quichafestival.ti-da.net/
伝統芸能に観客喝采/クイチャーフェスティバル/宮古毎日
【特集】第9回クイチャーフェスティバル2010写真特集/宮古毎日
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(文+写真+編集:モリヤダイスケ 協力:クイチャーフェスティバル実行委員会)
Posted by あんちーかんちー編集室 at 09:00│Comments(0)
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